北谷長老 古酒
さて、皆様素敵な夜をお過ごしでしょうか。
どうも、墨田区向島の隠れ家
焼酎Bar[秘蔵]です。
今夜は久しぶりに泡盛から
こちらの銘柄をご紹介します。

-[北谷長老酒造]作:「北谷長老 古酒」・¥700-
沖縄県の中部西海岸に位置する北谷町。
海岸沿いの美浜地区には
人気スポットのアメリカンビレッジもあるこの地に
[北谷長老酒造]さんはあります。
元々は首里赤田に1850年頃創業した本家があったそうで
そこから1894年に暖簾分けしたのが
現在の[北谷長老酒造]さんの始まりなのだとか。
その後、現在の北谷町に移転したというわけですね。
本家の時代も数えると、創業より150年以上の歴史をもつ
かなりの老舗蔵さんなんです。
当時は[玉那覇酒造工場]という社名でしたが
平成17年に現在の[北谷長老酒造]へと
社名を変更したようです。
現在は4代目となる当主の方が中心となり
泡盛造りを行なっているようですが
基本となっているのは“品質重視”の姿勢であり
決して大量生産はしないため
そこまで生産量の多くない蔵元さんの一つですね。
元々は地元北谷町を中心に販売していた
知る人ぞ知る銘酒だったそうですが
そのうち口コミなどで噂が広まり
この蔵の泡盛の高い評価が
広く知られるようになったのだそうです。
現在は一般酒の「一本松」をはじめ
看板銘柄でもある「北谷長老」と
その熟成古酒や度数違いのバリエーションで
ラインナップしているようですね。
ちなみにこの“北谷長老”という名前の由来ですが
北谷町の老町長をそう呼んでいた
というような単純な話ではなく、、
慶長の始めに北谷の地に生まれた
位の高いお坊さんをそう呼んでいたそうですね。
名前を南陽紹弘禅師と言い、
琉球に初めて臨済宗妙心寺派の禅宗を伝え、
その生涯を民に尽くし尊敬された方なのだそうです。
病気の人がいれば薬や食事を与えて治療し、
祈祷を捧げて厄払いをしたり、
自らも畑仕事などに精を出したりしたのだとか。
今も北谷町では“北谷長老祭”というお祭りが
毎年行われているほど親しまれ
この地に根付いた方なのだそうです。
造りの方は特に変わった仕様はなく
タイ米に黒麹仕込みで常圧蒸留仕立てですね。
3年未満の普通酒から
熟成年数違いや度数違いによって
いくつかバリエーションがありますが
こちらのタイプは5年古酒の43度ものですね。
香りとしては度数が強いためかかなり刺激の強いタイプ。
甘みは感じられるものの、白梅香のような華やかさや
バニラ系のような甘ったるさはなく
コクが深まったビターな甘さを感じさせてくれる香りですね。
度数が高いため口当たりはアルコールの刺激が
ストレートに迫ってくる感じで
その勢いの中に力強いコクを纏ったビターな甘みが
口の中に広がり、喉の奥へ消え、胃へと落ちていきます。
飲んだあと鼻に抜ける香りに華やかさがあり
舌の上に甘い余韻がしばらく残りますね。
飲み方としては、小さいお猪口に少しずつ生で注いで
ちびりちびりと舐めるように飲むという
昔ながらの泡盛の古酒の飲み方があり
チェーサーを間に挟んで少しずつ飲んで頂くのが
一番オススメですかね。
さすがに生では強すぎるという場合は
一つ氷を落として頂き
次第に溶けて少しずつ水で薄まっていく
味わいのグラデーションを楽しむのも良い飲み方ですね。
こちらの今ある5年古酒43度バージョンは
今ある分が無くなり次第終了となり
また別のバージョンを仕入れることになります。
この5年古酒43度が気になる方は是非お早めに、
また、「北谷長老」シリーズなら何かしら置いてありますので
気になられた方は是非一度おいで頂きお試し下さい☆
以上、今夜は青く光る“粋”のライトアップが美しい
東京スカイツリーを臨む店内よりお届け致しました☆
どうも、墨田区向島の隠れ家
焼酎Bar[秘蔵]です。
今夜は久しぶりに泡盛から
こちらの銘柄をご紹介します。

-[北谷長老酒造]作:「北谷長老 古酒」・¥700-
沖縄県の中部西海岸に位置する北谷町。
海岸沿いの美浜地区には
人気スポットのアメリカンビレッジもあるこの地に
[北谷長老酒造]さんはあります。
元々は首里赤田に1850年頃創業した本家があったそうで
そこから1894年に暖簾分けしたのが
現在の[北谷長老酒造]さんの始まりなのだとか。
その後、現在の北谷町に移転したというわけですね。
本家の時代も数えると、創業より150年以上の歴史をもつ
かなりの老舗蔵さんなんです。
当時は[玉那覇酒造工場]という社名でしたが
平成17年に現在の[北谷長老酒造]へと
社名を変更したようです。
現在は4代目となる当主の方が中心となり
泡盛造りを行なっているようですが
基本となっているのは“品質重視”の姿勢であり
決して大量生産はしないため
そこまで生産量の多くない蔵元さんの一つですね。
元々は地元北谷町を中心に販売していた
知る人ぞ知る銘酒だったそうですが
そのうち口コミなどで噂が広まり
この蔵の泡盛の高い評価が
広く知られるようになったのだそうです。
現在は一般酒の「一本松」をはじめ
看板銘柄でもある「北谷長老」と
その熟成古酒や度数違いのバリエーションで
ラインナップしているようですね。
ちなみにこの“北谷長老”という名前の由来ですが
北谷町の老町長をそう呼んでいた
というような単純な話ではなく、、
慶長の始めに北谷の地に生まれた
位の高いお坊さんをそう呼んでいたそうですね。
名前を南陽紹弘禅師と言い、
琉球に初めて臨済宗妙心寺派の禅宗を伝え、
その生涯を民に尽くし尊敬された方なのだそうです。
病気の人がいれば薬や食事を与えて治療し、
祈祷を捧げて厄払いをしたり、
自らも畑仕事などに精を出したりしたのだとか。
今も北谷町では“北谷長老祭”というお祭りが
毎年行われているほど親しまれ
この地に根付いた方なのだそうです。
造りの方は特に変わった仕様はなく
タイ米に黒麹仕込みで常圧蒸留仕立てですね。
3年未満の普通酒から
熟成年数違いや度数違いによって
いくつかバリエーションがありますが
こちらのタイプは5年古酒の43度ものですね。
香りとしては度数が強いためかかなり刺激の強いタイプ。
甘みは感じられるものの、白梅香のような華やかさや
バニラ系のような甘ったるさはなく
コクが深まったビターな甘さを感じさせてくれる香りですね。
度数が高いため口当たりはアルコールの刺激が
ストレートに迫ってくる感じで
その勢いの中に力強いコクを纏ったビターな甘みが
口の中に広がり、喉の奥へ消え、胃へと落ちていきます。
飲んだあと鼻に抜ける香りに華やかさがあり
舌の上に甘い余韻がしばらく残りますね。
飲み方としては、小さいお猪口に少しずつ生で注いで
ちびりちびりと舐めるように飲むという
昔ながらの泡盛の古酒の飲み方があり
チェーサーを間に挟んで少しずつ飲んで頂くのが
一番オススメですかね。
さすがに生では強すぎるという場合は
一つ氷を落として頂き
次第に溶けて少しずつ水で薄まっていく
味わいのグラデーションを楽しむのも良い飲み方ですね。
こちらの今ある5年古酒43度バージョンは
今ある分が無くなり次第終了となり
また別のバージョンを仕入れることになります。
この5年古酒43度が気になる方は是非お早めに、
また、「北谷長老」シリーズなら何かしら置いてありますので
気になられた方は是非一度おいで頂きお試し下さい☆
以上、今夜は青く光る“粋”のライトアップが美しい
東京スカイツリーを臨む店内よりお届け致しました☆

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