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焼酎Bar[秘 蔵] -ひめくら-

東京の下町、墨田区は向島にひっそりと佇む隠れ処焼酎バーです。開業後さらに賑わっている東京スカイツリーのライトアップも見える静かな店内よりオススメの焼酎などを紹介していきます☆

誉蔵

皆さまどうもこんばんわ。

素敵な夜をお過ごしのことでしょうか。

墨田区向島の隠れ家、焼酎Bar[秘蔵]です。

今夜はこちらの芋焼酎をご紹介しましょう。

IMGP9136.jpg

-[西酒造]作:「誉蔵」・¥450-

このブログでも「紫 薩摩宝山」

「富乃 宝山」「吉兆 宝山」「白天 宝山」といった

銘柄を紹介させて頂いている

鹿児島は日置市の[西酒造]さんの銘柄ですね。

名前に“宝山”が入っていない銘柄というのも

[西酒造]さん全体で見ればそこまで珍しくもないのですが

この蔵元さんにしてはわりと地味な雰囲気のラベルというか

[西酒造]さんらしくない雰囲気のラベルのように

個人的には感じてしまう銘柄ですね。

ただ、[西酒造]さんのホームページの商品紹介を見ると

“薩摩宝山シリーズ”にも“特蒸宝山シリーズ”にも

載っていない銘柄なので

ひょっとするとちょっと特殊な位置付けの銘柄なのかも

しれないですね。

原材料の芋は[黄金千貫]使用で

麹菌も白麹を使用し、常圧蒸留で醸している

一見普通の芋焼酎のように見えるのですが

なんとこの銘柄は“貴醸造り”という製法を用いて

造られている銘柄なのだそうです。

貴醸造りとは元々、日本酒にて用いられてきた製造法で

貴醸造りにて造られたお酒を特に“貴醸酒”とも

呼ぶそうなのですが、

なんでも仕込みの際に水の代わりに一部お酒を加える

という製造法なのだそうですね。

日本酒の場合はもちろん日本酒そのものを使うようですが

この「誉蔵」の場合は、度数3%の乙焼酎を使用している

とのことです。

これが「薩摩宝山」などの芋焼酎なのかどうか

詳しいことまでは記されていないのですが

同じ乙焼酎を加えているのは確かなようですね。

加えるタイミングとしては二次仕込みの段階で

一次モロミの中に芋と一緒に加えて発酵させるそうです。

この製法を用いることで

モロミの熟成期間を長くしなくても

十分な熟成度が得られるという効果があるのだとか。

日本酒の貴醸酒とはまた異なる風味と味わいのようですが

一つの試みとして貴醸造りを用いたということですね。

香りとしては膨らみのある甘みがきいた芳醇な香り、

味わいもその甘みが引き継がれているようにも感じますが

口に含んだ甘みが飲み込むまでの間にスッと引いていき

飲んだ後はとてもスッキリとします。

飲み方としては生でそのままの味わいを確かめて頂き

さらにサッパリと頂くならロックや水割りの冷やし系で、

甘みと香りを楽しむならお湯割や燗の温め系で

お召し上がり頂くのがオススメですね。

一応、販売ルートとしては鹿児島県内がメインで

県外に出ることはあまりないようなのですが

仕入れることはできますので

気になられた方はお気軽に

是非お試しにいらしてみて下さい☆




以上、今夜は青いライティング“粋”が煌めく

東京スカイツリーを臨む店内よりお届け致しました☆

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

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