葦分
今日ご紹介するのは
こちらの少しマニアックな米焼酎です。

-[繊月酒造]作:「葦分」・¥650-
以前このブログでも紹介した「川辺」という銘柄を造る
熊本県は球磨焼酎の本場、人吉市の[繊月酒造]さんが
造っている銘柄ですね。
以前紹介した「川辺」もそうでしたが
今回ご紹介の「葦分(あしきた)」も
地域おこしの一環として企画された銘柄のようですね。
[繊月酒造]さんでは以前から
日本各地の自治体やJAの方と協力し
地域おこしの応援銘柄を手がけているということで
例えば「川辺」は相良村の村おこしにと
相良村でとれた原料を使って造ったりしていて
熊本県内で6カ所、県外でも佐賀や千葉、岩手など
様々な地域の地域おこしに携わっているようですね。
特徴的なのは地域おこしのために
原材料などその地のものにこだわって使っている点です。
今回ご紹介する「葦分」は
熊本県の南部に位置する葦北町の町おこし銘柄なのですが
まず原料の米に“九州米サミット”という鑑評会のようなもので
減農薬米部門の優秀賞を取ったという[大関米]を使用。
仕込みや加水に欠かせない水には
熊本名水百選に選ばれた地元の名水“大関水源”や“国見水源”
などから採取してきたものを使っているのだとか。
さらには蒸留後の濾過に使用する炭に
町内の“孟宗竹”というものを使っているそうです。
極めつけはラベルの紙も“大河内紙”という
町伝統の手漉き和紙を使っているところ。
麹や酵母こそ、普段蔵元が使うものを使っているにせよ
その他の原料などは徹底的に葦北町尽くしと言ったところですね。
材料にこだわっているためか
蔵元の醸造技術が高いのか
香りとしては非常に綺麗な香りがしますね。
それこそ純米酒というようなイメージの
澄みきっていてほんのり甘みが感じられるような香りです。
味わってみてもあまり穀物臭さが感じられず
綺麗で上品な甘みを感じさせてくれる味わいですね。
生で十分飲めてしまうほど飲みやすいですが
ロックや水割りにしてもさらに飲みやすくなって良いと思います。
まぁ、正直なところ
原料などが葦北町にこだわったものだから何が違うかと聞かれると
よくわからないところではありますよね。
こういった産地にこだわったものは
同じ製法で造った別の産地のものや
その蔵のレギュラー銘柄と飲み比べてみて
初めてその個性がわかってくるというものです。
なので冒頭でも出てきた
同じように相良村のものにこだわって造った「川辺」などと
飲み比べてみるのが
この銘柄の真の味わい深さを感じられる
良い飲み方なのではないかと思います。

当店では二つとも常時置いてありますので
気になった方は是非飲み比べしにいらしてみてはいかがでしょうか☆
こちらの少しマニアックな米焼酎です。

-[繊月酒造]作:「葦分」・¥650-
以前このブログでも紹介した「川辺」という銘柄を造る
熊本県は球磨焼酎の本場、人吉市の[繊月酒造]さんが
造っている銘柄ですね。
以前紹介した「川辺」もそうでしたが
今回ご紹介の「葦分(あしきた)」も
地域おこしの一環として企画された銘柄のようですね。
[繊月酒造]さんでは以前から
日本各地の自治体やJAの方と協力し
地域おこしの応援銘柄を手がけているということで
例えば「川辺」は相良村の村おこしにと
相良村でとれた原料を使って造ったりしていて
熊本県内で6カ所、県外でも佐賀や千葉、岩手など
様々な地域の地域おこしに携わっているようですね。
特徴的なのは地域おこしのために
原材料などその地のものにこだわって使っている点です。
今回ご紹介する「葦分」は
熊本県の南部に位置する葦北町の町おこし銘柄なのですが
まず原料の米に“九州米サミット”という鑑評会のようなもので
減農薬米部門の優秀賞を取ったという[大関米]を使用。
仕込みや加水に欠かせない水には
熊本名水百選に選ばれた地元の名水“大関水源”や“国見水源”
などから採取してきたものを使っているのだとか。
さらには蒸留後の濾過に使用する炭に
町内の“孟宗竹”というものを使っているそうです。
極めつけはラベルの紙も“大河内紙”という
町伝統の手漉き和紙を使っているところ。
麹や酵母こそ、普段蔵元が使うものを使っているにせよ
その他の原料などは徹底的に葦北町尽くしと言ったところですね。
材料にこだわっているためか
蔵元の醸造技術が高いのか
香りとしては非常に綺麗な香りがしますね。
それこそ純米酒というようなイメージの
澄みきっていてほんのり甘みが感じられるような香りです。
味わってみてもあまり穀物臭さが感じられず
綺麗で上品な甘みを感じさせてくれる味わいですね。
生で十分飲めてしまうほど飲みやすいですが
ロックや水割りにしてもさらに飲みやすくなって良いと思います。
まぁ、正直なところ
原料などが葦北町にこだわったものだから何が違うかと聞かれると
よくわからないところではありますよね。
こういった産地にこだわったものは
同じ製法で造った別の産地のものや
その蔵のレギュラー銘柄と飲み比べてみて
初めてその個性がわかってくるというものです。
なので冒頭でも出てきた
同じように相良村のものにこだわって造った「川辺」などと
飲み比べてみるのが
この銘柄の真の味わい深さを感じられる
良い飲み方なのではないかと思います。

当店では二つとも常時置いてありますので
気になった方は是非飲み比べしにいらしてみてはいかがでしょうか☆

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